生活習慣を見直した話し

太らないための甘い食べ物との付き合い方

私は甘い食べ物が大好物である。

ホイップがたくさんのケーキやシュークリームにチョコレートやクッキーなど洋菓子類には目がない。

あるいはあんこがたっぷりの饅頭や大福など、和菓子類も大好きだ。

そんな甘い食べ物を毎日思う存分に食べる事ができるなら幸せこの上ないのだが、やはり心配になるのは太り過ぎにならないかという事。

ダイエットのためには甘い食べ物は厳禁と言いたいところだが、好きな物を食べる事ができないストレスでメンタルから崩れてしまっては元も子もないので、私は甘い食べ物を楽しみながらも極力太らないようにするための上手な付き合い方を考えてみる事にした。

[間食ではなく食後のデザートが良い]

甘い食べ物は間食よりも食後に食べたほうが血糖値の上昇を抑えることができるという事で実行している。甘い食べ物のお供はこれまた血糖値を抑える効果があると云われているブラックコーヒーを飲みながらである。更には朝食後の摂取が良い。1日の活動を開始する前段階であれば、その後に自然にカロリーを燃焼していくという意味で非常に効果的だと思われるのである。逆に寝る前の時間に当たる夕食後に甘い食べ物を摂取する事は極力避けるように心掛けていく事が大切だ。

 

[摂取カロリーを頭の片隅に]

消費カロリーよりも摂取カロリーが上回る回数が多ければ太ることに繋がるという事は頭では分かっていても大好物の甘い食べ物を目の前にしてしまえばその欲求を抑えるのは並大抵のことではない。

このような場合は割りきって頂いてしまうのだが、ケーキが2個あったならば1個でやめておくであるとか、甘い食べ物を食べてしまったら、飲み物は甘いジュース類は避けてお茶やブラックコーヒーをにしておくなど、摂取カロリーを頭の片隅に置く事で過度な飲食を抑制するのである。最低限の欲求を満たしながらも締めるところはしっかりと締めるメリハリを持つことで太らない体を維持していく事が可能だと思われるのである。

[飲食にもトレードオフを]

トレードオフという言葉がある。これは何かを得るためには他の何かを捨てなければならないという意味付けがあり、ビジネスの世界でも、あるいは人間の人生のあらゆる場面でも必要となる考え方と云えるが、飲食とダイエットの関係においてもこれは当てはまるのではないだろうか。

私は20代の頃はお酒が大好きで、暇さえあれば友人や会社の同僚と居酒屋に行っては、ビールや焼酎やワインなどを何杯も飲んでしまう習慣があったが、その分甘い食べ物には手が伸びなかった。

そして、結婚を機にお酒とはほぼ縁を切ったのであるが、その反動なのか甘い食べ物とコーヒーには目がないという状態になっている。

私の場合は無意識的にそのような習慣が身に付いたわけであるが、あらためて思うのはあれもこれもと節操なく手を伸ばして飲み食いを続けてしまえば、肥満への道まっしぐらになってしまっても仕方がないところである。

[食べたいならやっぱり運動]

太らないで甘い食べ物を楽しみたいのなら、やはり適度な運動は欠かさずに行ったほうがよいだろう。カギとなるのは適度にというところだ。

ダイエットをしようと思うと張り切って激しい運動からはじめてしまうと、体に対する負荷が大きいうえに、大抵は長続きしないまま止めてしまうのではないだろうか。

あるいはジムに通って体を鍛えながらダイエットに取り組もうと考える人もいるかもしれない。それで続けていけるのならそれに越したことはないのだが、案外ジムに足を向けるのがだんだん億劫になってしまい、やはり止めてしまうなんて事はよくある話ではなかろうか。

毎朝、自宅の近くを30分ウォーキングしてみるであるとか、自室で風呂に入る前、あるいは朝食前に腕立て伏せと腹筋を20回2セットだけ行うとか、比較的気軽に取り組むことができて習慣化しやすいところからはじめてみるのが良いのではないだろうか。

[まとめるなら人生はおいしく]

美味しい食べ物と上手にお付き合いするという事は幸福な人生を満喫するためのひとつの要素だと言っても過言ではない。

健康な体を維持するためのダイエットは必要であるが、決してストレスになってしまうような食事制限などは行う事なく、程よく美味しい食事を楽しみ、程よく運動をして快適な汗を流し、程々の体型を保っていけたならば、食事も人生そのものもおいしいものになるのではないだろうか。

さて、今日はイチゴショートを買ってからお家に帰ることにしよう。

 

 

s_hirama1著