唐突ですが、皆様は痩せたいと思ったことはありますか?
お腹周りだけがぷくっと出てきてしまったり、足や腕周りが太くなってしまったりなど、
見た目を気にしてダイエットを始める方は多いのではないでしょうか。
かくいう私も、30歳ぐらいを目処にお腹周りが出てきてしまった事に少しコンプレックスを抱いておりました。
因みに私は男性ですが、お腹周りを気にするようになったのは訳があります。
今回は、私がお腹周りの改善を促すために挑戦したある有名なダイエットをご紹介したいと思います。
30歳を超えてから
私は、子供の時から痩せ型の方でした。
部活動は中学高校とバスケットボール部に所属し、大学では腹式呼吸を目一杯使う楽器であるフルートを専門としてオーケストラ部に所属しておりました。
両親や友人からも共に「もう少し食べた方いいのでは」とよく言われ、私自身、自分の体形については全く気にしたことはありませんでした。
しかし、社会人になってから運動の機会は減り、仕事のストレスによる過食も多くなったことで少しずつ体にそのツケが溜まってしまったのです。
特に私の場合は飽き性な性格なので、自身が興味を持たないと続かないという事はよく自覚しており、よく方法として採り上げられる「運動」や「断食」、「摂取カロリーと消費カロリーのコントロール」などの方法についてはやる気になりませんでした。
そんな中、ダイエットの方法を検索していた時にある有名なダイエットが目に留まります。
それが、「バナナダイエット」でした。
飽き性の私がこの方法に食いついた理由は、賛否両論あるとは思いますが、黄色い画面にバナナというサイトの背景を見ていて、「何だか楽しそう」だったからでした。
これはすぐに挫折しそうになる人の特徴かもしれませんが、ある理由があって意外と続けることが出来たのです。
次にその「ある理由」をお伝えしましょう。
ダイエットが続いた理由
先ず、私がダイエットを続けられた理由からお話ししましょう。そして、この理由が非常に重要だと考えております。
私は自宅に近くにあるスーパー銭湯によく通っておりました。勿論、毎日ではありませんが、気分転換の為やストレス回復、自宅と違って開けた場所でのお風呂というのがとても気持ち良かったということもあり、私は銭湯に行くことが多々ありました。
そして、私はお風呂に入っている時にある事を気にしておりました。
それは、銭湯で目に入ってくる他のお客さんのお腹周りです。
銭湯には多くの方がいらっしゃいますから人によって体形は様々ですが、私はつい自身のお腹周りと他のお客さんのお腹周りを比較してしまっていたのです。
つまり、銭湯に行くたびに嫌でも自身の身体と他の人との差を見ることになるので、
「気にする」わけです。
その事が私自身にとって体形を改善したいという強く思うようになったきっかけとなり、「いつも目標を意識、確認する」ことが続けられる理由となったのでした。
それでは、実際に私が行ったバナナダイエット方法をお伝えしましょう。
ダイエット方法
先ずは、私が行ったダイエットの方法をご紹介します。
①朝食は、「バナナ一本」「プレーンヨーグルト」「お水」です。
②夜のご飯をお茶碗2杯までにして、納豆やみそ汁を中心にし、
「他のおかずを出来るだけ減らす」
③夜ご飯をおかずを減らしている分、お昼はお米は省いて、夜に食べないであろうおかずだけを食べる。
(例えば、夜焼き魚を食べるつもりでいたなら、お昼はその焼き魚で済ます)
以上が私の方法です。バナナがあまり関係ないのではと思われがちですが、バナナダイエットでは、バナナだけで痩せようとするのではなく、バナナを上手く活かす事が重要です。
これからこの方法の注意点とバナナダイエットの基本となる知識をお伝えします。
この方法で意識すべき事
この方法で私が意識したことは、
「無理をしないこと」
「食事をトータルで考えること」
「バナナダイエットという方法に捉われないこと」
です。
飽き性な自身の性格を分かっていた私は、ご飯に対しての制限を突き詰めすぎると必ず挫折すると分かっていたので、食事の減らし方を工夫しました。
朝、昼、晩と3食摂ると言っても、毎回必ず主食と副菜を用意する必要は無いと考え、お昼にはお米などの炭水化物を抜いて、夜をメインにして食べることにしました。
また、食事の量と栄養のバランスを考えた時に、副菜は昼と夜のどちらかで摂ることにしました。
次に、「バナナ」だけでダイエットするという考え方はせずに、あくまでもダイエットを成功させる為のきっかけになる食材だと考え、バナナの栄養やメリットだけを意識して取り組むことにしました。
バナナは、他のフルーツと違って「ぶどう糖」や「果糖」よりも「でん粉」や「ショ糖」が多く、緩やかに体に吸収されるのが特徴です。
また、グリセミックインデックス(GI)と呼ばれる、食品に含まれる炭水化物が血糖値の上昇に与える指数がありますが、バナナは低い方であるとも言われております。
そしてここが重要ですが、私はこのバナナの特徴を知った時に、バナナがというよりも、
「食品の中には吸収速度が急であったり、緩やかであったりするものがある」という事実を確認することが出来たので、これ以降食べる食事に非常に気を遣うようになりました。
無理矢理ではなく、自身がそう望んだからこそ続いたのでしょう。
バナナダイエットのメリット
「バナナ」を1つの主軸としてダイエットを行うメリットを幾つかご紹介します。
①グリセミックインデックスが低く、緩やかに吸収されやすい
②腹持ちがよい(緩やかに吸収されるので、空腹を感じにくくなりやすい)
③カリウムが多く含まれ、ナトリウムを排出しやすくすることでむくみを解消しやすい
他にも様々なメリットがあるとは思いますが、私が重要視した事は「腹持ちがよい」というところです。
ダイエットで食事制限をした場合に必ずと言っていいほど空腹感に悩まされますが、ダイエットの為の助けにもなり、腹持ちがいいとなると摂り入れない手はないと考えました。
意識すべき事、バナナをダイエットの習慣に取り入れる事、それぞれ自身が楽に出来るような方法を意識し、決して無理矢理行わない事を意識してダイエットに取り組みました。
まとめ
ここまで、私がお腹周りの改善を促すために挑戦したある有名なダイエット、バナナダイエットに関してご紹介しました。
ダイエットというものをより科学的根拠に基づいて書いてある記事は多くあります。しかしながら、ダイエットが成功に至らないケースが多々あります。
私がこのダイエットを通じて学んだ事は、続けるには「自身が興味を持つこと」、「決して無理をしないこと」に尽きると思いました。何故なら、ストレスでさえ「太る原因」に成り得るからです。
是非、皆様もご自身の身体を大切にしながらチャレンジしてみて下さい。
diary.st著